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思い込んだら試練の道を

 行くが男のド根性。

 園田監督が辞意表明「誠に申し訳ない」

 『ロンドン五輪の代表を含む柔道女子の国内トップ選手15人が、園田隆二代表監督やコーチから暴力やパワーハラスメントを受けたと告発した問題で、園田監督は31日、東京都文京区の講道館で記者会見し、今回の問題を謝罪した上で、責任を取って代表監督を辞任する意向を表明した。全日本柔道連盟に対し、会見後に進退伺を出す。』

 どうも日本のスポーツ界って、今だにこの手の「血の汗流せ 涙を拭くな」の精神論から抜け出せてない気がするんですよね。
 手塚師匠が唯一描けなかったジャンルがスポーツものですが、それは日本のスポーツものに欠かせない、封建的な上下関係とか、精神が技術や科学に優先されるという約束事に馴染めなかったという面もあるんじゃないかなと思います。

 スポーツ漫画に限らず、格闘漫画でも「馬鹿な!なぜ立って来れる」とか「精神が肉体を超越しているんだ!」なんて展開は枚挙にいとまがありませんし、怪我を隠して戦うとか肩が壊れても投げ抜くとか、非合理な事この上ありませんが日本人のメンタリティにはこれが一番響いて、共感できるようです。

 で、そういった精神万能論の裏付けになるのが「厳しい指導」であり「激しい練習」のわけですが、そういうのは漫画とかドラマの中だけに留めておいたほうが良いと私は思いますね。
 「的確な指導」と「効果的な練習」に勝るものはありません。

 「ウルトラマンレオ」の劇中ではダン隊長がゲンにいじめとしか思えない過酷な特訓を課す描写がありますが、フィクションの世界では必ず成功が約束されているから良いのであって、現実はそうではありません。

 レオの猛特訓は「レオしかいない」状態であり、「負ければ命は無い」からです。
 その戦いに全人類の命と未来がかかっているからこその地獄のしごきであって、レオを叱責するダン隊長には、そのことを自覚しろとの…って、あまりそこばかり掘り下げても仕方ないですね。
 
 アマにせよプロにせよ、体罰なんて必要ありません。
 やる気がない選手は排除すれば良いし、やる気がある選手は放っておいても勝手に伸びます。
 結局の所そういう所も含めて資質としか言えません。

 私が唯一体罰とか鉄拳制裁の効果として挙げられるのは、「忘れない」ことですかねえ。
 私が両親とか先生に殴られたり叩かれたりしたことって、ほとんど覚えてますし。
 痛みと一緒に覚えた記憶って忘れないものです。

 でも本当にそれだけですね。
 「殴ってくれた事に感謝」なんてした事がありません。

 うちにも今まで何人か未経験のアシスタントさんに来てもらいましたが、怒鳴ったり殴ったりする必要性を感じた事はありませんねえ。
 私は「何が問題なのか」「どうすればいいのか」口で指摘できますし。
 でも、何度言ってもわからない人は自然に呼ばなくなりますから、考えようによっては一番厳しいのかもしれません。

 *

 コミックゼノンの新年会で、カステラのお土産をもらいました。

 2013-1-30.jpg

 今週はなにやらお菓子がいっぱい溜まって行きます。
 誘惑に打ち勝つのが大変。
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藤栄道彦

Author:藤栄道彦
漫画家 藤栄道彦です。
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