スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

奮闘中

 「最後のレストラン」コミックスのカラーの締切を教えてもらったら、こないだ打ち合わせした時より微妙に早くなってます。
 進行は依然予断を許さない状況。

 こう連続で仕事が入ってると、スタッフの皆にも都合があるのでポコポコお休みが出ます。
 仕方がないので臨時に入ってくれる人を頼む訳ですが、新しく来てくれた人と作業を円滑にやるのって意外と努力が要ります。
 ベストな体制を整えて仕事に臨めるのが一番良いんですが、なかなかそうはいきません。
 起こったアクシデントにどう対処するかも作家の力の見せ所。
 
 編集さんとのやりとりミスで締切が一週間くらい早くなったことはあったなあ。
 「コンシェルジュ」8巻50話です。
 あの時は徹夜して一晩で20ページの下描きを上げて仕上げましたっけ。
 あとで見返して「絵が荒れてるなあ」とがっくり来たんですが、今見ると当時の絵はかなり乱れてるので、大して変わりませんね。
 なんであんなシッチャカメッチャカなバランスになってたんだろう?

 成人向け漫画なんかを描いている人によくあるんですが、最初はすごく上手いのにだんだん胸とか下半身とかが肥大化して行って、最終的にとんでもない人体を描くようになってしまう現象があります。
 私はそれを見て「なんでこんなことになったんだろう?」と首を傾げていたんですが、意外と描いている本人はバランスの悪さを認識できないのかもしれませんね。
 技術的なものでなく、多分絵を描く時の脳の状態とか、色々あるんだと思います。

 今現在の私の絵はかなり安定したんじゃないかな。
 時々頭身が伸びたり縮んだりするのは気になりますけどね。
 もともとそんなに絵で見せるタイプの作家でも無し。

 しかし今回みたいに、「急遽一作描き上げることになった」というのは前代未聞です。
 なにかとハプニングの起きる業界ではあるけれど、こちらの対処する力にも限界があります。
 しかもここでズレたスケジュールって、半年先くらいまで調整不可能になるんですよね。
 いや、半年先に調整できるかどうかすら怪しい。

 なんかいくら計画立てても無駄な気がして来ました。

 人生常に出たとこ勝負。
スポンサーサイト

ノンストップペン入れ

 「最後のレストラン」の下描きはほぼ終わったので、一気にペンを入れることにします。
 体力の限界までペンを入れ、力尽きて復活したらまたペン。
 いや、漫画の作業ってスピードアップできる行程って、ここくらいしか無いんですよね。 

 私は下描きする時にあまり迷い線を引きませんが、それでもかなり丁寧に下描きをしないとペンを入れられないんですよ。
 昔に比べたら右向きの顔とかもあまり苦にならなくなっているんですが、下描きはそんなに早くなっている感じがしないんですよねえ。
 
 私の漫画って画面にキャラクターがわらわら出ていることが多いし、この先ここらはあまり短縮できる気がしません。
 まあペンで1日でも余裕ができれば、天国と地獄の差が分かれます。
 それくらいタイトなスケジュール。

 *

 そう言えば、書斎の柱時計が時刻を報せる鐘を打たなくなりました。
 「故障かな?」と思って検索してみたら、二つあるゼンマイ穴のうち、左側が鐘のものみたいです。
 試しに巻いてみたら復活しました。
 構造が単純なものはそうそう故障しませんねえ。

 *

 「初音ミクTカード」が届きました。

 

 モザイクを入れると何か卑猥です。
 ウチの近くのファミリーマートって、四コマ誌を入れてくれないんですよね。
 四コマ誌はセブンイレブンで買って、その他のものはファミリーマートで買うしかありません。
 なんという無駄な行動でしょう。
 ファミマ以外だと何処で使えるのかな?

 それにしても、財布が無駄なカードでいっぱいになってしまってどうにもこうにも。
 カード用の財布が別に必要です。
 なんという本末転倒。

ドラえもんトースター

 今まで毎朝、パンは焼かずにバター乗っけて食べてたんですが、やっぱり焼いたパンに溶けたバターのほうがおいしいですよね。
 そんなわけで買ってみました。

 2013-9-26.jpg

 結構綺麗にドラえもん浮き出るものですねえ。
 
 しかも、「大山ドラえもん」なのも良いですよね。
 大変満足度の高い商品だと言えましょう。
 朝が楽しくなりますね。
 
 寝られればの話だけどな。

 サイズ的にどのくらいの大きさまで焼けるのかな?
 
 *

 宮崎駿、『風立ちぬ』と同じ百田尚樹の零戦映画を酷評「嘘八百」「神話捏造」

 『 「今、零戦の映画企画があるらしいですけど、それは嘘八百を書いた架空戦記を基にして、零戦の物語をつくろうとしてるんです。神話の捏造をまだ続けようとしている。『零戦で誇りを持とう』とかね。それが僕は頭にきてたんです。子供の頃からずーっと!」

 「相変わらずバカがいっぱい出てきて、零戦がどうのこうのって幻影を撒き散らしたりね。戦艦大和もそうです。負けた戦争なのに」』 

 『「堀越さんの書いた文章っていうのは、いろんなとこに配慮しなきゃいけないから、本当のことは書かないんだけど、戦争責任はあるようだけれども自分にはないと思うって書いています。面白いでしょう? 僕はこの人は本当にそういうふうに思った人だと思います」と弁護。』

 『「僕は思春期の頃、親父と戦争協力者じゃないかってもめた経験があるんですけど。そうやって断罪していくと、ほとんどの人が戦争協力者だと言わざるをえない。隣の韓国とか北朝鮮とか中国とかフィリピンとかインドネシアとかね、そういう側から考えると、それは加害者であるという」と話し、「職業をもつということは、どうしても加担するという側面を持っている。それはもうモダニズムそのものの中に入ってるんだと思ってるんです」と、到底美談では語れない戦争の加害性について論及している。』


 「風立ちぬ」も嘘八百ですよね監督。

 う〜ん、この記事だけだと宮崎監督が「零戦に誇りを持とう」という考え方の何を批判しているのかわからないので、コメントの仕様がありませんね。
 「当時の日本は優れた技術力を持った工業国だった」とか、「優れた製品を作り出す日本人の優秀さ」といった考え方がいかんということなのかな?
 でも、それだと「負けた」から全て否定されるというのもおかしな理屈だし…よくわかりません。
 
 「架空戦記」が嫌いなのはわかりました。
 兵器マニアだもの、それはそうでしょう。

 私は戦争とは自然災害と同じく、「起こす」ものではなくて「起きる」ものだと考えています。
 「台風反対」と唱えてみたって台風が来ないわけじゃないですね。
 地震や津波だって誰に聞いても「いけないもの」と言うでしょうが、それは人間の都合で回避できるものじゃありません。
 だから「備える」わけです。

 組織や団体が大きくなればなるほど、個人の意志や都合とは違った所で動き始めます。
 それはもう、人の都合で回避できるようなものじゃないんですよ。
 左巻きの人達があらゆる「つながり」を破壊しようとするのも、ここらが基本思想にあるからじゃないかなと。

 人間の意志とは無関係な所で戦争が発生することを前提に据えれば、「兵器マニア」で「反戦」という、よく言われている監督のジレンマも解消できると思うんですけどねえ。
 
 まあ、こういう愚痴を「そうですねえ」と聞き流せるのが大人の態度でしょう。

煮詰まる

 落ち着いて考えてみたら、10月に「最後のレストラン」が掲載されると言うことは12月にも掲載されるということです。
 基本、隔月ですからね。

 ということは、11月にも「最後のレストラン」の原稿を描かないといけないということです。
 7・8・9・10・11と五ヶ月連続で二本進行。
 完全にオーバーペースな気がするんですが、どうするんですかねこれ。

 いや、どうするのかは私が考えないといけないんですが、こういったイレギュラーが起こると人は原因を外にというか、他者に求めがちです。
 今回は私の進行チェックミスもあるので怒っても仕方ありません。
 むしろその時間とエネルギーを作業に充てたほうが利口。

 *
 
 「日本では、作家が連載するんですよ」「えええっ!?」 無理自慢から、補い合う関係に

 『もともと欧米というのは、基本的には文芸にしても、絵画にしても、パトロンがいて、上流階級の支えがあって発達してきたものなのです。確かにそうじゃない例もあるけど、通常そういう歴史が当たり前だと思っているから、外国人の友人は、「土日は休んでくつろいで、平日に9時ぐらいから5時まで働けばいいじゃない」と言ってくるんだけど、「だから、日本のマンガ界というのはそういう世界じゃないの!」と私は受け答えしています。

 だいたい日本の場合、文芸全般が鶴屋南北、井原西鶴の時代から、商人文化の中で生まれてきたものでしょう。ヨーロッパのようなパトロンが付くのではなく、商売に長けた人たちが「金を払うからどんどん描けや」と言う中で発達した。その延線上に私たちはいるんですよね。それで、マンガ家から小説家に至るまで、新聞や雑誌に連載を持って、毎日書かなきゃいけない。「日本では作家が連載をしています」と言うだけでうちの旦那のような人文系の学者たちが騒ぎ出すのよ。』


 漫画は庶民の娯楽ですからね。
 描いている人間も自分達と同じかそれ以上に、何かに追われ・苦悩し・疲弊して仕上げているほうがすんなり楽しめるんじゃないのかな。
 
 *

 あまりに煮詰まりすぎていて悔しいので、ナイト2000の回転計の製作を始めることにしました。
 
2013-9-24.jpg

 実はこの回転計、アメリカ製なのにわりに正確に表示されます。
 ええ、アメリカ製なのに。

 と言っても、回転数と燃料計だけね。
 あとは滅茶苦茶というか、点灯しないゲージもあります。
 バーLEDの表示もMAX9000回転というのはちょっと現実離れした数字。

 なのでこれをきちんとした計器に仕上げようと思います。
 もちろん、オリジナル要素も追加する方向で。
 しかし、結局「コンパス」「スピードメーター」「ボイスボックス」「タコメーター」「スイッチパネル」と、全部やることになりそうですねえ。

パタパタ時計その2

 以前購入したパタパタ時計ですが、貴重なコンセントをひとつ消費する上に二時間ごとにしか「時」の表示が切り替わらないという困った症状も出ていましたので、新しく買い直してみました。
 
 2013-9-22.jpg

 デッドストック品でしたので、新品同様です。
 説明書などを調べてみたのですが、製造年月日はわかりません。
 同梱されていた電池には「9302」とありましたので、おそらくそれくらいの製品だと思います。
 まあ製造は90年代でも、製品そのものの開発はは80年代かもしれないし、雰囲気だと思って置いておくことにします。
 20年前の時計と言ったって、十分古いんですけどね。

 ヤフオクで昔の品物をあれこれ集めていると、ひとつ良いことがあります。
 この当時の製品てどれもこれも「MADE IN CHINA」じゃないんですよ。
 信頼度で言ったら現代の中国製より、30年前の日本製ですね。

 *

 依然として地獄進行ですが、追いつめられると人間意外な力が出るのか、昨日今日で「最後のレストラン」のネームは終了。
 これから夜なべでラフを入れ、即下描きに入ります。
 明日の夜はコミックスオマケと原稿の修正を仕上げ、来週中に「最後のレストラン」の下描きをしつつ「プラチナム」の原稿もちょこっとずつ進めて行くと。

 ……ふう……。

人気商売だもの

 忙しいのは歓迎すべき。
 問題は私の置かれている状況が「貧乏暇無し」であるということでありましょう。
 忙しいのですが実入りはあまり無い状況。
 
 せめてコミックスがもう少し売れてくれればなあ。
 書評とかではあちこち取り上げてもらえるんですが、売り上げには反映されないんですよね。

 ま、あまり結果ばかり求めるのも正しくありません。
 面白い作品を描くのが第一。
 あとは運任せ、スタイルを崩さないことが大切かな。

 仕事はちらほら頼まれるんですが、現在のペースだと「コンシェルジュ プラチナム」「最後のレストラン」だけでいっばいいっばいです。
 プロダクションみたいな形にして、私に似た絵で誰か描いてくれればまだ行けるかな?
 アイデアだけはいっぱいあるんですけどねえ。

 *

 「最後のレストラン」の作業をねじ込むために、今週中にできるだけ「コンシェルジュプラチナム」の作業を先行させたかったのですが、コミックスのおまけ作業も有って思ったより進まなかったです。
 と言うより、このおまけが想像以上に時間食うんですよね。
 作業が本編の原稿並にかかる。
 どうしてこう馬鹿な商売をしてしまうのかな。
 しかも来月は「最後のレストラン」四巻の作業もあるという凄まじい進行。
 10・11月と連続でコミックスが出る訳ですが、年四冊だと週刊作家並に出してるんだなあ。

 まあとにかくコミックスの作業は指定された締切に間に合いそうです。
 ひとつずつ潰して行くしかありません。

 *

 2013-9-20.jpg

 懐かしの「HOW TO BUILD GUNDUM」を購入しました。
 1981年くらいの書籍ですね。

 当時の私はもうこれ、ポロボロになるまで読み込みましたね。
 片時も離さなかったですよ。
 
 ガンダムシリーズは日本のモデラーの技量をアップさせるのにも、一役買ったんじゃないのかな。
 多用されている銀色を使った汚しは、最近はもう古いと言われてるらしいですね。

 まあ自分で車乗るようになってわかりましたが、塗装が剥げたら剥げたままにしておかないです。
 そこから錆びますしね。

 *

 加藤コミッショナーが辞任表明 統一球問題引責で

 『日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(72)は19日、東京都内で行われたオーナー会議で、プロ野球で使用する統一球が飛びやすく仕様変更されていた問題の責任を取り、今季のレギュラーシーズン終了後に辞任する意向を明らかにした。』 

 この人の一存でやったことじゃないし、できることでもないでしょう。
 追放されるべきは他にいるような気がするんですけどねえ。

やばい

編集さんとの意思疎通に齟齬があって、「最後のレストラン」が三号連続で掲載されることになってる…。
10月は別途企画も有って、そちらも念頭にスケジュールを進めていたのですが、一気に地獄進行です。
かなりショッキングなので、しばらく気持ちを落ち着けないといけません。

ひいひい言いながらも、それなりに予定通り進行させていたはずなのになぜこんなことに。
しかもコミックスの仕事もこれからあるんですよ。

手塚先生、私に力を!

祝57号

 「聖域」破ったバレンティン…「野球」が「ベースボール」に近づいた日

 『王さんが持ち続けてきた本塁打記録「55」が破られたことは、日本のプロ野球がようやく「オープン化」したことを意味する。

 これまで「55」は日本プロ野球の「聖域」だった。国民栄誉賞第1号の王さんの記録を、外国人選手に抜かれてはならない、という暗黙の了解が、球界を支配していたのは次の事実を見ても明白だろう。

 1985年、ランディ・バース(阪神)は54本塁打を放って巨人との最終戦に臨んだが、5打席で4度の敬遠に遭った。さらに、今世紀初め、55本に並んだローズもカブレラも、残り5試合は勝負を避けられている。』


 まあ「飛ぶボール」にこっそり変えられていたとしても、他の選手達が40本も50本も打っている訳ではないので、まず第一にバレンティンを賞賛するべきなのは間違いないです。
 おめでとうございます。

 タイガースファンとしてはちと悔しさが無いでもありませんが、それ以上に今年の統一球を巡る騒動での、加藤コミッショナーとナベツネの立場を無くしてくれたことにスッキリ爽やかという訳です。
 特にナベツネにしてみれば、不滅(のはずの)の本塁打の日本記録を持つのは巨人軍の選手であるという、変な自負心とこだわりが粉々に打ち砕かれたのですから、全くもってご同情に堪えません。
 しかも、誰かさんががこっそり統一球を変更していたシーズンにです。
 いやいや、お気の毒様。

 とりあえず、お祝いにヤクルトを買って来ました。

 *

 安かったので、千代の富士のパネルを買ってみました。

 2013-9-16.jpg

 少々染みがありますが、まあ味ということで良いですよね。
 だって当時の優勝額のレプリカって高いんだもの。
 手形もあるとなお良いですかねえ。

 本当、強くてかっこいい力士でしたよねえ。
 生きてる間にこんな力士の出現をもう一度見られるだろうか。

 あとは当時の野球選手だと、やはりバースの写真とかがあると良いのかな。

 *

 それから、キーシェルフを買ってみました。

 2013-9-16-2.jpg

 職人さんの手作りのものですが、このアメリカンな感じはなんとなく80年代の部屋にぴったり合う気がします。
 財布もよく何処に置いたかわからなくなるので、これからはここを定位置ということにしましょうか。

 *

 中国、知識人を続々と拘束 「温和派」対日関係者・記者ら
 
 『中国の習近平政権が言論、思想への引き締めを一層強化している。従来の言論弾圧に加え、体制をほとんど批判しない温和派とされる対日関係者や、企業家、記者をも次々と拘束し、15日までにその数は100人を超えたといわれる。「外国人と親しい関係にあったり、人権の尊重など、欧米の価値観に共感を持ったりする知識人が集中して狙われている」といい、強い懸念の声が上がっている。』

 21世紀のこの時代に、もう一度文革でもやろうというんでしょうか。
 着々と戦争の下準備を進めてますね。

 向こうに住んでいる日本人達も、いつ拘束されるかわかりませんよ。

カーテンの力

 うむ、なかなか部屋がレトロになってきた気がする。

 2013-9-13-2.jpg

 四十オヤジの部屋じゃないなこれ。
 なんか、「死んだ息子の当時の部屋をそのまま保存している」といった感じがしないでもありません。
 だんだん我に返りつつありますが、気がついたら負けだと思っています。

 *

 2013-9-13.jpg

 「演繹の仕事を創造と呼ぶべきではない。あなたは法律家のような仕事をしているが、芸術家のような仕事はしていない。このままでは、量を書いても手塚治虫のようには未来に残りませんよ。」

 「手塚治虫も宮崎監督も一貫したテーマを維持してきた。テーマが人を共感させる。その表現のためには論理性など二の次でよい。もしそれがわからなく、たとえば人気のある漫画の何がよいのかわからないなと思うなら、人を見ていないってことです。しばらく絵画の歴史などたどることをオススメします。」

 先日の日記に投函されたコメントです。
 手塚先生が劇画全盛時、雑誌をアシスタントの前で広げて「この作品の何が面白いのか、僕にわかるように説明してくれ」と半泣きで叫んだ有名な逸話も知らないようですから、そんなに年配の方ではないでしょうが、うんざりするほどよく目にするご意見だったので少し。

 「法律家」「芸術家」の仕事をどう捉えているかはわかりませんが、漫画や映画など、多人数で仕上げる作品は漫画なら「編集さんとの打ち合わせ・ネーム作業・アシスタントさんへの指示」。
 映画ならスポンサーへの企画説明から始まって「設定・絵コンテ・原画」など、気の遠くなるほどの「演繹」の上に成り立っています。

 パッと思いついたものをそのまま提示できるような商業作品などありませんが、芸術作品だって「何をどう伝えるか」くらい考えているでしょう。
 いや、その作品を創造するまでに至った過程こそが壮大な「演繹」であり、全てのものが緻密な積み重ねの上に成立しています。
 また「最後のレストラン」で扱ったサルバドール・ダリのように、細かな計算とマーケティングで作品を作った芸術家もいます。

 漫画にも映画にも芸術にも詳しくない方が私にどのようなご意見を主張したいのかいまひとつわかりませんが、「有名な漫画家や映画監督」「圧倒的に売れているもの」に無条件に与することで、自分自身の価値が上がったと錯覚していませんかねえ。
 
 私たちの仕事は「人と違うこと」が商売になります。
 「他人と少し違った感性」を大切にするのです。
 今まで何人もの新人さんを見て来ましたが、「他者の作ったもの」を手放しで讃えている人達は皆作家になれず消えて行きましたよ。
 まあ、そのおかげで私はこうして飯を食えている訳ですが。

 テーマで作品が売れたら苦労しないんですけどねえ。
 専門的な話になりますが、作品の「受け手」を感動させるのは「テーマ」ではなく「演出」です。
 そのテーマをどこでどう発露させるかというのは緻密な論理と構成・技法に頼る他は無く、宮崎監督はこのために手塚先生が「キャラクターの死」をよく使うことを嫌っていましたね。

 一般の人にはそういう「違う感性」はあまり必要が無いので、安心して好きなものを楽しみつつ「世界にひとつだけの花」とかを歌っていれば良いんだと思います。
 こうして私に反論?するコメントですら自分で考え出したものではないんですから。

 ですので、今後こういったご意見にはお答えしませんからごめんなさい。

着実に増えるゴミ

 85年、つくば万博関連のパンフレット類と、83・89年の輸入車のカタログです。

 

 特にパンフレット類なんて、ゴミと思って見るとゴミにしか見えません(笑)
 でも、3D眼鏡でYouTubeの3D動画を見たらちゃんと立体に見えましたよ。
 30年の月日を超え、再び役に立った訳です。
 なんというロマンでしょうか。

 ガイドブックのほうは89年の表紙に注目。
 そう、これ、「ナイトライダー2000」に登場したナイト4000のモデルになった車です。
 実際の表紙ではかなりモザイクというか、ドットになってしまっています。
 小さい写真しか無かったんでしょうね。

 表紙を飾っているんだけど、中身には何処を見てもこの車の記事がありません。
 表紙詐欺も大概にしましょう。
 しかしこうして見ると、30年くらい前から物価って安定してるんだなあ。

 *

 バレンティン55号、最速で最多並ぶ

 『プロ野球、ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)は11日、神宮球場で行われた広島21回戦の六回に今季55本塁打を放ち、1964年に元巨人の王貞治・現ソフトバンク球団会長、2001年にローズ(近鉄)、02年にカブレラ(西武)が達成したシーズン本塁打のプロ野球記録に並んだ。』

 こっそりと「飛ぶボール」に変えたシーズンに、不滅の記録が塗り替えられる。
 コミッショナーと、裏で糸を引いているナベツネの立場を無くするには良いですね。

 巨人軍にしてみれば、バースをあれだけ敬遠しまくって守った記録なのに。
 まさに「天につばする行為」というやつでしょうか。

 *

 東京五輪選手に腕3本描く 仏紙が汚染水風刺画

 『フランスの週刊紙カナール・アンシェネは11日付の紙面で、2020年夏季五輪開催地に東京が選ばれたことと、東京電力福島第1原発での汚染水漏れを関連づけ、腕や脚が3本ある力士などを描いた風刺画を掲載した。』

 
 どこまでブラックユーモアとして許されるものやら。

あれー?

 めぞん一刻の15巻だけ無いや。
 何処行っちゃったのかな?
 
 *

 80年代の玩具「平安京エイリアン」と「ルービックキューブ」購入。

 2013-9-9.jpg

 「平安京エイリアン」は当時持っていたものです。
 すごい高級品でしたよこれ。
 8500円くらいしたもの。
 でも、この頃のゲームってしばらくやって飽きちゃうんですよね。
 パターンも単純ですし。
 かなりのレベルまでやりこんだ記憶があります。
 一応完動品ということですが、壊れたら直せるのかこれ。

 「ルービックキューブ」は復刻版ですね。
 当時のものより軽く回る感じです。
 僕は六面揃えられません。

 *

 五輪開催は「アベノミクス第4の矢」安倍首相

 『安倍晋三首相は7日夜(日本時間8日午前)、フジテレビの「新報道2001」のインタビューで、2020年夏季五輪の東京開催が及ぼす経済効果について「経済、成長、ある意味で『第4の矢』の効果はある。世界の期待に応えていきたい」と述べた。』

 個人的にオリンピックには興味ありませんが、政権批判につなげるために招致失敗を期待していた人達の落胆して悔しさの滲み出るコメントをあちこちで目にすると。スカッと爽やかザマァ見ろという気持ちになります。
 特に関口宏の「サンデーモーニング」などはひどかったようですね。

つれー

 つれー昨日実質1時間しか寝てないからつれーわー
 実質1時間しか寝てないからなー

 そりゃお辛いことで。
 私はたっぷり3時間くらいは寝てますよ。

 ただし、この一週間毎日ね。
 夜11時くらいに横になって、午前2時くらいにもそもそ起き出します。
 日中何度も意識が飛びますが、ノルマをきっちりと仕上げないといけません。
 ここまでやってまだスケジュール遅れ気味なのです。
 漫画家にはよくあること。

 ある程度こんな生活を続けていると、もう体がそういうリズムになってしまうのです。
 3時間以上連続で寝られない体質です。
 大して儲かってないのになんでこんなに忙しいのやら。

 そんなわけで日記も遅延気味です。
 日記をつける夜10時以降ってもうフラフラなんです。
 気力が無くなってて駄目ですねえ。

 最近私も水木御大のように、「手塚とか石ノ森が会うと、徹夜自慢が始まる訳ですよ。だから皆早死にしてしまう。」と歳をとってから語れる漫画家になりたい気がしています。

 *

 カラーボックスをレトロなものに交換してみました。

 2013-9-7-2.jpg

 う〜ん、やっぱり壁紙がもう少しレトロなものでないと、雰囲気出ないかなあ。
 でも、この白い縁取りのあるカラーボックスは懐かしいですね。
 緑だともっと良かったんだけどなあ。
 ポットもレトロです。

 「ザ・テレビジョン」も1984年のものです。
 表紙は石川秀美ですね。
 手塚先生が一コマ漫画描かれてますよ。
 状態が良過ぎて本当に最近の雑誌みたい。

 棚の超合金は「ガッタイガー」。
 
 2013-9-7.jpg

 1977年当時、かなりゴネてお袋に買ってもらった記憶があります。
 クリスマスのプレゼント用にだったかなあ?
 弟は「アイゼンボーグ」の「アイゼンボーグ号」を買ってもらってた気が。

 しかし、金属成形とか子供の玩具に凄い技術使ってますよねえ。
 とはいえ、じっと見ていると原作と比べて作り込みの甘さが気になります。
 グロイザーXもそうですが、ディティールアップしたくてたまらなくなって来る…。

84年の漫画雑誌

 とりあえず二冊ばかり買ってみました。
 1984年の「少年サンデー」と「少年チャンピオン」です。

 

 サンデーのほうは巻頭カラーは無し。
 栗原景子のグラビア。
 センターカラーに「炎の転校生」「青拳狼」。
 
 チャンピオンのほうは創刊15周年企画。
 巻頭に堀ちえみ。
 巻頭カラーに「JUDOしてっ!」
 センターカラーに「クルクルくりん」。

 今はセンターカラーの二色って、どこもやらなくなっちゃいましたね。
 手間もお金もかかるし、割に反応が良くないからかなあ。

 しかしやっぱり、「プラレス3四郎」の神矢みのる先生の絵は抜群に上手いです。
 当時は「アニメ絵」に勢いがある時期で、皆が瓢箪みたいな輪郭の絵を描いていますけれど、神矢先生の絵はそれを取り入れつつも、しっかりとした立体感があるんですよね。
 私も多分、無意識に真似ている部分はあると思います。
 
 当時のチャンピオンはすでに衰退期に入っていましたが、こうして見るとラインナップはそんなに悪くありません。
 やっぱり、70年代の看板作品が凄過ぎたのと、80年代の「サンデー」「ジャンプ」の看板がまたそれ以上に凄過ぎたというのが大きいんでしょうね。
 
 広告も楽しいですね。
 私の世代なら聞き覚えのある「中村さんちのマックロード」。
 ビデオデッキですけれど、ハイファイ(死語)マックロードが239800円。
 28型テレビが320000円。

 当時はこういった映像機器って、金持ちの買うものだったんですよ。

スケバン刑事

 早いもので、今年も九月に突入ですよ。
 今月が終わればもう年末ムード漂います。
 なんかもう、今年も右往左往している間に一年が経ってしまった印象です。
 まだ終わっていませんが。

 休みボケが抜けない。無理しても効果が無いので10月から本気を出す 。

 *

 壁はだんだん80年代で埋め尽くされて来ました。

 2013-9-2.jpg

 これは85年のポスターですね。
 当時、初代「スケバン刑事」の斉藤由貴さんはあまりピンと来なかったのですが、二代目の南野陽子さんは何か惹かれるものがありましたねえ。
 ドラマの内容は当時でも突っ込み所満載でしたけれど。

 当時のファンロードで、熱狂的和田慎二先生ファンの森勇気さんが、怒り狂って出演者の名前を書いた札を木に打ち付けている漫画を描かれていたのが思い出されます。
 
 *

 こちらもポスターを追加。
 薬師丸ひろ子の「里見八犬伝」ですよ。
 こちらは1983年の作品。

 2013-9-2-2.jpg


 これも当時劇場で観たんですが、良い出来でしたねえ。
 さすがの深作欣二監督です。
 サウンドトラックとかも買って聴いてましたっけ。

 ポスターはパネルならあと一枚くらい貼るスペースがありますが、やっぱり「ゴーストバスターズ」ですかねえ。
 あとは「つくば万博」関連のグッズとかもあるとそれっぽそうです。

 *

 「奇跡に近い仕事ぶり」 宮崎駿監督引退表明 年齢的に限界?

 『アニメ映画監督の宮崎駿(はやお)さん(72)が、公開中の作品「風立ちぬ」を最後に引退することが判明し、2日、関係者に波紋が広がった。映画監督の引退表明は極めて異例のためで、その背景に自ら細部に関わる「宮崎スタイル」の限界を指摘する声も出ている』

 う〜ん。
 私個人的には、もうとっくに宮崎監督の「限界」は見えてしまっていた感じなので、このまま続けていても引退しているのと同じ…という感想はありますね。
 「紅の豚」のあたりからストーリーが破綻するようになってましたし、「ポニョ」に至ってはストーリーだけでなくキャラクターの行動までメチャメチャになってきています。
 
 手塚先生は日本の漫画の格を世界に通じるレベルまで引き上げましたが、宮崎監督は手塚先生とはまた違うやり方で、日本のアニメの格を引き上げた人だと言えるでしょうね。
 「日本のディズニー」という言い方は失礼というものです。
 「宮崎駿」なんですよ。

 私もあと30年くらいは創造に携われるかな?
 せめて100冊は単行本を出して死にたいなあ。 
来訪者数
愉快な仲間たち
プロフィール

藤栄道彦

Author:藤栄道彦
漫画家 藤栄道彦です。
月刊コミックゼノン
「コンシェルジュ
 インペリアル」

月刊コミック@バンチ
「最後のレストラン」

くらげバンチ
「妖怪の飼育員さん」
連載中です。

「コンシェルジュ」全21巻
「コンシェルジュプラチナム」全10巻
「コンシェルジュインペリアル」1〜4巻
「最後のレストラン」1〜8巻
「妖怪の飼育員さん」1巻
発売中。

Twitter「@michihikotoei」
michihiko1971@gmail.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。