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東北ずん子

 VOICEROID+ 東北ずん子

 『VOICEROID+東北ずん子」は、声優・佐藤聡美の声を元にした、ほんわかしたかわいらしい声の入力文字読み上げソフトです』

 「遠野物語」を読み上げてもらおうかと思って購入してみました。
 同じ会社の「民安ともえ」「結月ゆかり」に比べて操作性が格段に進化しています。
 読み上げの一時停止ができるようになったのは大きいですね。

 あと、台詞の読み上げに情感が出て来てる気がします。
 横光利一の「蠅」などを読んでもらいましたが、昔の日本人ののほほんとした言い回しをうまく再現してくれます。
 民話や昔話などを読んでもらうには最適じゃないでしょうか。
 
 難点はNGワードの多さ。
 エロ関係のものだけでなく、差別語などにも厳しい。
 古典を読んでもらうには、これがとにかく痛い。

 試しに「半七捕物帳」を読んでもらおうとしたのですが「中共」という言葉がNG。
 中国共産党が「半七〜」劇中に登場するわけが無いので、どこかで「一日中共に」とかみたいな言葉が使われているんだと思うんですが、膨大なテキストの中からその言葉を選択して、削除するなりしないと読んでくれません。
 「唖」とかも駄目。
 誰だこんな余計な仕様にしたの。

 他にも「鮮人」や「支那」などに引っかかるようです。
 「鮮人」はともかく、支那は差別語じゃないだろ。
 孫文とかも遣っていた正式な呼称です。
 
 むしろ「中国」「中華」といった言葉のほうが、自国以外を未開の蛮族と見なす差別語の要素を孕んでいると思うんですけどね。
 地域の名称が差別語になるというのも凄まじい話だよなあ。
 日本人に「日本!」と呼びかけて何か侮辱した事になるんですかね。

 いっそ、全部英語にしたら良いんじゃないのかな。
 「気違い」は駄目でも「クレイジー」や「マッド」は良いというお国柄だし。
 「獄門島」でも和尚さんが「クレイジーじゃが仕方が無い」と呟くわけです。
 金田一も悩むでしょうね。

 そういえばこないだ、アメリカ人が「JAP」って蔑称だったのかと驚いたという記事を読みました。
 まあその辺はこれ以上は突っ込みません。

 *

 当初の予定通り「遠野物語」を朗読してもらいましたが、文章の編集や単語登録にかなりの手間がかかります。
 仕事の合間に全部やろうと思ったら、一年ぐらいかかりそうだ。
 
 *

 「最後のレストラン」三巻の作業は終了。
 あとは発売を待つばかりです。
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No title

せっかく政治色を抜いたのに、意外な所から(笑)
そんなところまで規制が入っているんですねぇ・・・。
日本もだいぶどっかの国のようになって来てますね。

JAPって普通に使われているんですね。日本ではヤンキーの
意味がアレなので、まあそれもお互いよろしいかと(笑)

三巻!!!やったーーー!!!

言葉のむずかしさ

まいどどーもー。
って、呼ばれてませんよね。
今回は、言葉ですか。
ちなみに、支那は、Chinaとおんなじなんですけどね。
何で、日本にだけ文句言うかなあ、あの国は。
あと、差別用語。これは難しいですよね。
確かに、部落の人たちとかいい迷惑ですし。
でも、無理やり変えたため、表現がつまらなくなった作品も多いですよね。
たとえば、菊池秀行氏の吸血鬼ハンターD。古いですか、そうですか。
異形の能力ゆえに異形のハンターたちが出てくるんですが、喧嘩を売ったチンピラのセリフです。
「教えてくれよ。片端どもの狩りってのは、どうやるんだ?」
から
「教えてくれよ。おまえたちの狩りってのは、どうやるんだ?」
何か、随分イメージが変わるんですよね。
あと、山上たつひこ氏の「がきデカ」でも、こまわり君が変身しながら歌を歌う所で、
「黒いは土人、土人は強い」が
「黒いはヒグマ、ヒグマは強い」になっていました。
あと、カルピスのキャラクターも人種差別を指摘されて無くなったとか。
迫害された本人は、辛いと思いますが、あまりやり過ぎると、文化としての味まで殺してしまうと思うのですが。
先生も仕事柄色々気を使われるんでしょうね。
特に、最後のレストランは、偉人がテーマですから、どこから矢が飛んでくるかわかりません。
発売日までもうすぐ、楽しみにしています。


Re: No title

> せっかく政治色を抜いたのに、意外な所から(笑)
> そんなところまで規制が入っているんですねぇ・・・。
> 日本もだいぶどっかの国のようになって来てますね。
>
> JAPって普通に使われているんですね。日本ではヤンキーの
> 意味がアレなので、まあそれもお互いよろしいかと(笑)

 お金出して買ってるんだから、ある程度はユーザーの自由に使わせろと。
 ひとつひとつ単語をチェックしていく作業で心が折れました。

 *

 私は日本という国と文化に誇りを持っているので、JAPと言われようがチョッパリと言われようが気になりませんね。
 自信の無い人達が喚き立てるんでしょう。

Re: タイトルなし

> 三巻!!!やったーーー!!!

 ペースアップはしたし、時間は無しですねえ。
 もっと早くお届けしたいんですが。

Re: 言葉のむずかしさ

> あと、山上たつひこ氏の「がきデカ」でも、こまわり君が変身しながら歌を歌う所で、
> 「黒いは土人、土人は強い」が
> 「黒いはヒグマ、ヒグマは強い」になっていました。

 ありましたねえ(笑)
 Dr.スランプでも、人食い人種が猫に描き変えられていましたっけ。

> あと、カルピスのキャラクターも人種差別を指摘されて無くなったとか。
> 迫害された本人は、辛いと思いますが、あまりやり過ぎると、文化としての味まで殺してしまうと思うのですが。
 
 まあ、その結果が今の業界の地盤沈下な訳で。
 困った事に、彼らにはこれが原因だという意識が無いんですよねえ。
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プロフィール

藤栄道彦

Author:藤栄道彦
漫画家 藤栄道彦です。
月刊コミックゼノン
「コンシェルジュ
 インペリアル」

月刊コミック@バンチ
「最後のレストラン」

くらげバンチ
「妖怪の飼育員さん」
連載中です。

「コンシェルジュ」全21巻
「コンシェルジュプラチナム」全10巻
「コンシェルジュインペリアル」1〜4巻
「最後のレストラン」1〜8巻
「妖怪の飼育員さん」1巻
発売中。

Twitter「@michihikotoei」
michihiko1971@gmail.com

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